
奈良県下北山村の吉野きたやま森林組合は素材生産を主たる事業とせず、水源涵養保安林の保育を行う水源林造成事業を柱としています。
素材生産を主とする場合は市場材価に影響されますが、当組合の場合はその心配がありません。
素材の運搬費等が無く、ほとんどが人件費(山林や高性能機械の購入など含む)となり、組合独自の計画に沿った事業の遂行を実現しています。
また当組合では関係各所の皆さまと綿密な打ち合わせを重ね、毎年1月の段階で次年度の仕事量を確保しています。
これにより、年間を通して安定した組織運営を実現しています。
大切にしていること
01
◆Oneチーム=ファミリーとしての情報・意思共有を行う
職員一人ひとりが組合の運営を考える。
02
◆山の知識や知恵、林業の地域と歴史を若手に伝達する
林業の常識だけではなく、地域の伝統や歴史を知ることにより総合的な思考で組合の運営を考える。
03
◆常に明るく元気よく
活気ある職場は一人ひとりの意欲や創造力を引き出し、組織全体の発展につながる。
今後の展望

◆水源林造成事業の新規メニューを積極的に契約する。
※面的整備事業及び育成複層林事業(少花粉種への転換)
◆新規に少花粉スギのコンテナ苗生産・販売に取り組む。
◆地元自治体と連携し、スギやヒノキの一斉林から里山の復興事業を推進する。
◆増加傾向にある組合員の山林相続問題の中から搬出可能な山林を取得し、新たな事業展開へと繋げる。
